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シャムゴホンヅノカブトムシ
学名:Eupatorus siamensis

シャムゴホンヅノカブトムシの♂68mm(タイ産/WILD)
Data
和名 シャムゴホンヅノカブトムシ
 別名:タイゴホンヅノカブトムシ
体長 ♂:50〜70mm
分布 タイ,ラオス,ベトナム
寿命 約4ヶ月
飼育  産卵
通常のカブトマットだけではあまり産卵しない。マット上部に乾燥した竹の落ち葉や腐葉土を厚めに敷くとよく産卵する。
 幼虫
生態から、幼虫も竹の腐葉土をカブトムシ用のマットに混ぜたものが好ましいが、普通のカブトマットでも良好に成長するようである。コーカサスオオカブトと同様に、蛹化用に固く詰めた土の層が必要になる。
 成虫飼育
♂♀共に温厚でケンカしないので複数飼育も可能である。
エサは通常の樹液ゼリーでよい。
飼育難易度 簡単 ★★★★☆ 困難  飼育情報は不明。
解説 タイ西部の山岳地帯に生息するゴホンヅノカブトの仲間。
胸部に変わった形状の角を持っており特徴がある。
上翅はゴホンヅノカブトムシEupatorus gracilicornis)のようにクリーム色くならず、黒〜赤色をしている。
脚もゴホンヅノカブトよりずっと短く、生息地は竹林ではないのかもしれない。
飼育についての情報は不明。
 
Eupatorus属には以下の5種がいる。
  
学名 和名 分布
Eupatorus gracilicornis ゴホンヅノカブトムシ タイ,アッサム,マレー半島,インドシナ半島
Eupatorus birmanicus ビルマゴホンヅノカブトムシ ミャンマー
Eupatorus siamensis シャムゴホンツノカブトムシ タイ,ラオス,ベトナム
Eupatorus sukkiti スキットゴホンツノカブトムシ ミャンマー
Eupatorus hardwickei ヒメゴホンツノカブトムシ インド(シッキム,アッサム)
関連リンク  シャムゴホンヅノカブトムシ写真集
PHOTO

シャムゴホンヅノカブトムシ♂68mm@(タイ産/WILD)
胸部の角に特徴がある。

シャムゴホンヅノカブトムシ♂68mmA(タイ産/WILD)
胸部の角に特徴がある。

シャムゴホンヅノカブトムシ♂68mmB(タイ産/WILD)
幼虫が比較的安価で出回っていることから、産卵は簡単そうである。
 
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