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ベニボタル
学名:Lycostomus modestus

畑沿いの葉上にいた個体(2016.5.21)
Data
和名 ベニボタル
体長 9〜14mm
分布 北海道,本州,厳島,四国,小豆島,九州,種子島
出現期 5〜7月
不明
 幼虫は朽ち木内で昆虫類を食べる。
解説 ダークレッドの上翅を持つベニボタル。
上翅には4対の縦隆条がある。
体内に毒素を持っており、鳥などの天敵から身を守っている。天敵から身を守る為にアカハネムシの仲間やベニコメツキは本種そっくりに擬態した種として有名である。
幼虫は夜行性で朽ち木内で他の甲虫類の幼虫などを食べていると思われる。
ホタルと名は付くが、ホタル科の仲間とは異なり、発光することはない。
 
国内に生息するベニボタル属(Lycostomus)は基亜属の以下の4種(1亜種)。
和名/学名 分布
ベニボタル
Lycostomus modestus
北海道,本州,厳島,四国,小豆島,九州,種子島
タイワンベニボタル
Lycostomus formosanus ishigakianus
石垣島
トガクシベニボタル
Lycostomus koshimizui
本州
フトベニボタル
Lycostomus semiellipticus semiellipticus
北海道,本州,四国
フトベニボタル(九州亜種)
Lycostomus semiellipticus kumamotonis
九州
 
トップの写真は5月21日に近所の畑沿いの茂みの葉上で休んでいた本種を見つけ撮影したもの。以前、クヌギの枝をビーティングして得られたことがある。
PHOTO

クヌギをビーティングして得られた個体
(2011.6.4)

畑沿いの葉上にいた個体
(2016.5.21)
 
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