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カドムネチビヒラタムシ
学名:Placonotus testaceus

自宅の外灯に飛来した本種(2022.7.2)
Data
和名 カドムネチビヒラタムシ
体長 1.7〜2.5mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島(三宅島,御蔵島,八丈島,青ヶ島),淡路島,小笠原諸島,四国,九州,対馬,屋久島,徳之島,沖縄島
出現期 7〜10月
不明
解説 扁平な体型をしたチビヒラタムシの一種。
体色は光沢のある赤褐色〜黄褐色で上翅にやや長めの刺毛を生やす。
同属に酷似する未記載種のハラグロカドムネチビヒラタムシがいるが、体色が異なることと刺毛が本種のほうが長いことなどで区別できる。
枯れ木の樹皮下に普通に見られる。
海外では朝鮮半島,中国,ラオス,シベリア,ヨーロッパに広く分布している。
 
国内に生息するPlaconotus属は以下の5種。
和名/学名 分布
キイロチビヒラタムシ
Placonotus fenestratus
本州,伊豆諸島(八丈島),対馬
ヒレルチビヒラタムシ
Placonotus hilleri
本州,伊豆諸島(大島,八丈島),四国,九州,対馬
カドムネチビヒラタムシ
Placonotus testaceus
北海道,本州,伊豆諸島(三宅島,御蔵島,八丈島,青ヶ島),淡路島,小笠原諸島,四国,九州,対馬,屋久島,徳之島,沖縄島
ハラグロカドムネチビヒラタムシ
Placonotus sp.1
本州,四国,九州
ヒゲブトチビヒラタムシ
Placonotus sp.2
本州,奄美大島,徳之島,石垣島,西表島
 
写真は7月2日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。ハラグロと比べてみると明らかに体色が異なっていた。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した個体
(2022.7.2)
 
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