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ヒメツヤドロムシ
学名:Zaitzeviaria brevis

小川にいたヒメツヤドロムシ(2021.8.29)
Data
和名 ヒメツヤドロムシ
体長 1.3〜1.6mm
分布 北海道(南部),本州,佐渡島,淡路島,四国,九州
出現期 3〜10月
藻類や腐植質など
解説 ヒメドロムシの一種。
前胸背板は黒色で光沢がある。
上翅は会合部側が広く橙褐色、側縁は黄金色で他は黒色。
本種を含め、ヒメツヤドロムシ属の仲間は特に小さく2mmに満たない。
本種は有機物の多い小川などの環境を好む。
 
国内に生息するヒメツヤドロムシ属(Zaitzeviaria)は以下の5種。
和名/学名 分布
マルヒメツヤドロムシ
Zaitzeviaria ovata
北海道(南部),本州,佐渡島,四国,九州
ヒメツヤドロムシ
Zaitzeviaria brevis
北海道(南部),本州,佐渡島,淡路島,四国,九州
ホソヒメツヤドロムシ
Zaitzeviaria gotoi
北海道,本州,淡路島,隠岐,四国,九州,種子島
クリハラヒメツヤドロムシ
Zaitzeviaria kuriharai
対馬
サンインヒメツヤドロムシ
Zaitzeviaria sotai
本州(中部地方),隠岐,九州(北部)
 
写真は8月29日に近くの川の支流の小川で採集した本種を撮影したもの。林沿いを流れる泥と小石からなる小川で複数得られた。ただ小さすぎて手持ちの機材では限界だった。
PHOTO

小川にいた個体@
(2021.8.29)

小川にいた個体A
(2021.8.29)

小川にいた個体B
上翅側縁が黄金色。
(2021.8.29)

小川にいた個体C
(2021.8.29)

本種がいた小川
(2021.8.29)
 
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