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ヒメキイロコウラコマユバチ
学名:Phanerotoma planifrons

自宅の外灯に飛来した本種(2024.7.29)
Data
和名 ヒメキイロコウラコマユバチ
体長 3〜5mm
分布 本州
出現期 7〜9月
小さい虫
 幼虫はメイガ科の幼虫に寄生する。
解説 コウラコマユバチの一種。
体色は明るい黄赤色。触角は淡黄色。脚は灰白色で後脚の腿節と脛節の末端部のみ濃色。
翅の縁紋は暗褐色で前方のみ淡色。
同属のキイロコウラコマユバチに似るが、本種より大きく、触角も黒色であることで区別できる。
また、翅脈は同属のPhanerotoma rufescensに似ているが、頭部中央部と後胸背板が明らかに暗化していることから除外した。
本種は複数の種が含まれていることが判明しているため、当ページの種も今後別種となる可能性がある。
 
国内に生息するPhanerotoma属の基亜属は以下の11種。
和名/学名 分布
キイロコウラコマユバチ
Phanerotoma flava
本州,四国,九州,南西諸島
シンクイコウラコマユバチ
Phanerotoma grapholithae
本州,四国,九州,南西諸島
トガリキイロコウラコマユバチ
Phanerotoma producta
北海道,本州,四国,九州
ヒメキイロコウラコマユバチ
Phanerotoma planifrons
本州
(和名なし)
Phanerotoma diversa
本州
(和名なし)
Phanerotoma longiterebra longiterebra
伊豆諸島(八丈島)
(和名なし)
Phanerotoma bicolor
南大東島
(和名なし)
Phanerotoma fracta
国後島
(和名なし)
Phanerotoma rufescens
国後島
(和名なし)
Phanerotoma sculptifrons
国後島
(和名なし)
Phanerotoma dentata
不明
 
写真は7月29日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種@
(2024.7.29)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2024.7.29)
 
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