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タマヌキケンヒメバチ
学名:Jezarotes tamanukii

ライトトラップに飛来した♀(2016.6.11)
Data
和名 タマヌキケンヒメバチ
体長 約15mm
分布 本州,他不明
出現期 5〜8月
花の蜜や花粉など
 幼虫は昆虫類の幼虫に寄生すると思われる。
解説 ケンオナガヒメバチの一種。
翅の先端は黒色。
触角は黒色で先端近くは黄色。
胸部は光沢のある黒色で左右に隆起があり側面は黄色。
前脚と中脚は黄褐色、後脚は腿節と脛節の大部分が黒色。
♀には長い針状の産卵管がある。形態から昆虫類の幼虫に卵を産み付けると思われるが詳細は不明。
ツマグロケンヒメバチJezarotes tamanukii)に似るが胸部の形状などで判別できるツマグロケンヒメバチとの相違点参照
 
写真は6月11日の夜3時頃、近所の林内に設置したライトトラップに飛来した♀を撮影したもの。頭部から腹部先端までは15mm、産卵管は11mmだった。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♀
トップの画像をトリミングしたもの。
(2016.6.11)
ツマグロケンヒメバチとの相違点

タマヌキケンヒメバチ
胸部前方の中胸盾板がハート形で前方に突出。
胸部左右の中胸側板は黄色く縁どられ、光沢が強い。
(2016.6.11)

ツマグロケンヒメバチ
胸部前方の中胸盾板は緩やかで出っ張りがない。
胸部左右の中胸側板は黒色で光沢は鈍い。
(2016.8.8 山梨県)
 
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