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クロサビイロマルズオオハネカクシ
学名:Ocypus lewisius

庭にいた個体(2006.4.8)
Data
和名 クロサビイロマルズオオハネカクシ
 別名:クロサビイロハネカクシ
体長 約20mm
分布 本州,隠岐,四国
出現期 4〜10月
生き物の死骸
 幼虫も同様。
解説 錆びた金属のような体色のハネカクシ。
ハネカクシの仲間では大型で、石や落ち葉の下に見られる。
 
ハネカクシの仲間は甲虫類の中でもっとも種類が多く、1,500種以上と言われており、まだ大半に名前が付いていない。ハネカクシは翅が異常に短く、腹部がむき出しになっているが、これは落ち葉や砂利などを移動する際自由に体を曲げることができると都合がよいからと言われている。
 
国内に生息するOcypus属はPseudocypus亜属の以下の3種。
和名/学名 分布
クロサビイロマルズオオハネカクシ
Ocypus lewisius
本州,隠岐,四国
クロマルズオオハネカクシ
Ocypus nigroaeneus
北海道,本州,隠岐,四国
シレトコクロマルズオオハネカクシ
Ocypus shiretokensis
北海道
 
写真は庭の砂利や落ち葉の下をめくったところ、アオオサムシと共に本種を発見し、撮影したもの。まったく動かないので、体色が目立たないこともあり、気が付くのに時間が掛かった。
PHOTO

横から見た本種@
(2006.4.8)

横から見た本種A
(2006.4.8)

庭にいた個体
ツヤ消し状の錆びたような銅色をしている。
(2006.4.8)
 
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