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カタビロトゲハムシ
学名:Dactylispa subquadrata subquadrata

カタビロトゲハムシ(2009.4.27)
Data
和名 カタビロトゲハムシ
 別名:カタビロトゲトゲ
体長 約5mm
分布 本州,佐渡島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,平戸島,天草諸島
出現期 4〜8月
クヌギ,コナラ,クリ,カシワ,アベマキなどの葉
 幼虫も同様。
解説 棘々が特徴のトゲハムシの一種。
体色は黒色で、体の周囲に黄褐色の鋭い棘が多数ある。
前胸背板は、前方左右に二股に分かれた棘が立っており、その後方には三又に分かれた大きな棘がある。
本種は、図鑑によってカタビロトゲトゲとカタビロトゲハムシの2通りの和名が使われている。他のトゲハムシの仲間でも同様。
 
国内に生息するトゲハムシ属(Dactylispa)のPlatypriella亜属は以下の2種。
和名/学名 分布
タケトゲハムシ
Dactylispa issikii
本州,四国,九州
カタビロトゲハムシ
Dactylispa s. subquadrata
本州,佐渡島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,平戸島,天草諸島
 
本種で、虫ナビ紹介種1,600種目となった。
 
写真は4月27日に、コナラの葉上にいた本種を撮影したもの。初めて発見した時は、葉の裏にいて風で大きく揺れている為、撮影を断念したが、他のコナラを探すと複数の本種を見つけることができた。その内、葉の上でじっとしているやや大きめの個体を撮影した。恐らく♀と思われる。
PHOTO

コナラ上の本種
(2009.4.27)
 
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