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キイロナガツツハムシ
学名:Smaragdina nipponensis

ビーティングで得られたキイロナガツツハムシ(2020.5.5)
Data
和名 キイロナガツツハムシ
体長 約6mm
分布 本州,冠島,隠岐,四国,小豆島,九州,壱岐,対馬,奄美大島,沖縄島,伊平屋島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島
出現期 4〜6月
ニレ科(エノキ),マメ科(ニセアカシア),ブナ科(クヌギ)などの葉
 幼虫も同様。
解説 ツツハムシの一種。
体色は橙黄褐色。触角は基部を除き黒褐色。
上翅は薄いため、黒い後翅が透けて黒味を帯びて見える。
沖縄産ではやや違った特徴がみられるという。
ナガツツハムシの名を持つものの最近ナガツツハムシ亜科からツツハムシ亜科に改められたようだ。
海外では中国,台湾に分布している。
 
国内に生息するナガツツハムシ属(Smaragdina)は以下の7種。
和名/学名 分布
キボシルリハムシ
Smaragdina aurita nigrocyanea
北海道,利尻島,本州,佐渡島,隠岐,四国,九州,沖ノ島(筑前),下甑島
ツルグミナガツツハムシ
Smaragdina ihai
沖縄島
ルリナガツツハムシ
Smaragdina mandzhura
本州,九州
キイロナガツツハムシ
Smaragdina nipponensis
本州,冠島,隠岐,四国,小豆島,九州,壱岐,対馬,奄美大島,沖縄島,伊平屋島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島
アザミナガツツハムシ
Smaragdina quadratomaculata
奄美大島,請島,沖縄島
ムナキルリハムシ
Smaragdina semiaurantiaca
本州,淡路島,四国,九州,対馬
(和名なし)
Smaragdina golda
不明
 
トップの写真は5月5日に近所の林道でヒサカキをビーティングして得られた本種を撮影したもの。以前自宅の外灯にも飛来しているが、自然光下のせいか以前の個体より鮮やかだった。
PHOTO

ビーティングで得られた個体
ヒサカキにいた。
(2020.5.5)

自宅の外灯に飛来した本種@
(2014.6.3)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2014.6.3)

自宅の外灯に飛来した本種B
(2014.6.3)
 
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