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イチモンジハムシ
学名:Morphosphaera japonica

杉の樹皮下で越冬中のイチモンジハムシ(2021.2.11)
Data
和名 イチモンジハムシ
体長 7〜9mm
分布 本州,淡路島,四国,小豆島,九州,対馬,平戸島,上甑島,下甑島,屋久島,トカラ列島(中之島),粟国島,西表島
出現期 4〜10月
クワ科(イヌビワ,オオイタビなど)の葉
 幼虫も同様。
解説 ヒゲナガハムシ亜科の一種。
横幅があり太った印象をうける。
上翅は黒く、前胸背は橙黄色で黒い紋が4つ並び、更に中央の上翅側に1つある。
成虫越冬で、冬場は杉などの樹皮下で越冬する。
 
日本に生息するイチモンジハムシ属(Morphosphaera)は以下の2種。
和名/学名 分布
イチモンジハムシ
Morphosphaera japonica
本州,淡路島,四国,小豆島,九州,対馬,平戸島,上甑島,下甑島,屋久島,トカラ列島(中之島),粟国島,西表島
オキナワイチモンジハムシ
Morphosphaera coerulea
屋久島,喜界島,奄美大島,与路島,請島,徳之島,沖永良部島,沖縄島,伊平屋島,伊是名島,藪地島,渡名喜島,阿嘉島,久米島,宮古島,池間島,伊良部島,来間島,石垣島,西表島
 
トップの写真は2月11日に杉林で、杉の樹皮裏で越冬中の本種を撮影したもの。春から夏にかけてはイヌビワでよく見かけている。
PHOTO

スギの樹皮下で越冬中の個体@
(2021.2.11)

スギの樹皮下で越冬中の個体A
(2021.2.11)

スギの樹皮下で越冬中の個体B
同じ杉に複数の本種が見つかった。
(2008.1.13)

木柵にいた個体
(2006.4.9)
 
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