ホーム > コウチュウ目 > ハムシ科 > ハムシ亜科
 
フジハムシ
学名:Gonioctena rubripennis

フジの新芽上で休むフジハムシ(2018.4.29 新潟県)
Data
和名 フジハムシ
体長 4.5〜6mm
分布 北海道,本州,佐渡島,淡路島,四国,小豆島,九州,壱岐,対馬,平戸島
出現期 4〜7月
フジ,ニセアカシアの葉
解説 フジに集まるハムシの仲間。
丸っこい体形をしており、上翅は赤く、頭部・胸部は黒い。
ただし、上翅の一部が黒色または完全に黒化した個体、橙褐色の個体まで変異がある。
 
国内に生息するGonioctena属のBrachyphytodecta亜属は以下の3種。
和名/学名 分布
フジハムシ
Gonioctena rubripennis
北海道,本州,佐渡島,淡路島,四国,小豆島,九州,壱岐,対馬,平戸島
ヤマダクロフジハムシ
Gonioctena jamadai
本州
カワリムジハムシ
Gonioctena kidoi
本州,九州
 
トップの写真は4月29日の夜、新潟県でフジの新芽上で休んでいた本種を撮影したもの。
2006年5月1日の写真はフジの若葉にいた本種を撮影したもの。3匹いたがフジの花がたくさん咲いていた別の場所では本種はまったく見られなかった。どうやら柔らかい若葉や新芽を好んで食べているようだ。同じフジの茎にカシルリオトシブミも1匹だけ見られた。
2020年5月23日には近所の林道で前翅が橙褐色の個体も撮影することができた。
PHOTO

フジの新芽上で休む本種
(2018.4.29 新潟県)

フジ上の本種
(2006.5.1)

フジの葉を食べる本種
フジの新芽に複数集まっていた。
(2006.5.1)

本種がいたフジ
まだ薄赤く柔らかい葉を好んで食べており、フジの花がある場所には本種は見られなかった。
(2006.5.1)

橙褐色の個体@
ササ上から飛び立とうとしたところを下に落として撮影した。
(2020.5.23)

橙褐色の個体A
(2020.5.23)
 
先頭ページへ