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アトボシハムシ
学名:Paridea angulicollis

ウツギ上の本種(2023.5.17)
Data
和名 アトボシハムシ
体長 5〜6mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島(八丈島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,上甑島,下甑島
出現期 3〜11月
アマチャヅル,カラスウリなどの葉
 幼虫も同様。
解説 大きい黒紋が特徴の小さなハムシ。
上翅はクリーム色の地色に、上翅後方に1対の大きな円形の黒紋があり、上翅前方の中心部にも1つ黒紋があるが、これは不明瞭なものも多い。
頭部・胸部はオレンジ色。
 
国内に生息するアトボシハムシ属(Paridea)は基亜属の以下の2種。
和名/学名 分布
アトボシハムシ
Paridea angulicollis
北海道,本州,伊豆諸島(八丈島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,上甑島,下甑島
ヨツボシハムシ
Paridae oculata
本州,淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州
 
トップの写真は5月17日に白い花を咲かせたウツギの葉の裏にいた本種を撮影したもの。ウツギも好むようで中央の紋がない個体も含め多数の個体が見られた。
中央の紋が消失した個体の写真は近所の林道でシダなどが生い茂る下草をビーティングして得られたもの。
PHOTO

ビーティングで得られた個体
中央の紋が消失した個体。
(2020.6.10)

本種が多数見られたウツギ
(2023.5.17)

葉上の本種
(2006.5.21)

ササ上の本種
(2006.5.21)
 
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