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ベッコウハゴロモ
学名:Orosanga japonicus

草むらにいた個体(2019.8.12)
Data
和名 ベッコウハゴロモ
体長 6〜9mm
 翅端まで:9〜11mm
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,口永良部島,徳之島,沖縄島,石垣島
出現期 7〜10月
クワ,ウツギ,クズなどの汁
 幼虫も同様。
解説 ごく普通に見られるハゴロモの仲間。
黄褐色〜茶褐色に2本の白い帯模様、翅の後方には1対の黒紋がある。
幼虫は腹部先端から糸状の淡黄色のロウ質物を分泌する。
 
日本に生息するOrosanga属は以下の4種。
和名/学名 分布
ベッコウハゴロモ
Orosanga japonicus
本州,四国,九州,対馬,屋久島,口永良部島,徳之島,沖縄島,石垣島
(和名なし)
Orosanga laverna
小笠原諸島
(和名なし)
Orosanga triton
小笠原諸島
(和名なし)
Orosanga xantho
小笠原諸島
 
トップの写真は8月12日に草むらの葉上にいた本種を撮影したもの。市販の図鑑類には分布域に対馬が記載されていないが同年の7月には対馬でも見ることができた。
幼虫の写真はスダジイの葉の裏にいたもので、その後も他のスダジイの幹を歩いている幼虫を見ていることから、少なくとも幼虫はスダジイに多いようだ。
PHOTO

道路沿いの草むらにいた個体
(2019.7.14 対馬)

草むらにいた個体
(2006.7.29)

ハゴロモヤドリガの幼虫に寄生された成虫@
(2009.8.14)

ハゴロモヤドリガの幼虫に寄生された成虫A
(2009.8.14)

スダジイ上の幼虫@
(2010.7.11)

スダジイ上の幼虫A
(2010.7.11)
 
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