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タブノキハアブラムシ
学名:Machilaphis machili

タブノキ上の無翅型(2010.3.19)
Data
和名 タブノキハアブラムシ
体長 約2mm
分布 本州,他不明
出現期 3〜12月
タブノキ,ホソバタブ,ヤブニッケイの汁
 幼虫も同様。
解説 タブノキに集まる綿だらけのアブラムシ。
無翅型・有翅型共に多量の綿毛状ワックスで覆われる。
体色は淡緑色〜淡黄色。
 
本種を最初に発見したのは、6月12日でタブノキの葉の裏にいた無翅型1匹のみであった。以前、クスグンバイStephanitis fasciicarina)が見られたタブノキで、葉の裏にはクスグンバイの抜け殻が多数あり、そのそばで発見した。翌年の3月19日には、発見場所のそばの小さなタブノキの葉の裏でコロニーを見つけることができた。卵から孵化した幹母は既にマミーと化しており、撮影できたのは幹母から生まれた胎生♀の無翅型のみであった。撮影の為に採取したコロニーのある葉は、他の穴の開いたタブノキの葉に丸めて固定し、乗り移れるように配慮した。
関連リンク  アブラムシ特集
PHOTO

タブノキ上の無翅型@
(2009.6.12)

タブノキ上の無翅型A
(2009.6.12)

タブノキ上の無翅型の成虫と幼虫@
(2010.3.19)

タブノキ上の無翅型の成虫と幼虫A
(2010.3.19)

タブノキ上の無翅型の幼虫A
(2010.3.19)

タブノキ上の幹母のマミーと幼虫
(2010.3.19)

タブノキ上のコロニー@
(2010.3.19)

タブノキ上のコロニーA
(2010.3.19)

コロニーがあったタブノキ
写真左下の葉の裏にのみコロニーがあった。(右上の写真を参照)
(2010.3.19)

本種が付いていたタブノキ
(2009.6.19)
 
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