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チャイロハススジハマダラミバエ
学名:Anomoia vulgaris

外灯に飛来した本種(2012.4.8)
Data
和名 チャイロハススジハマダラミバエ
 別名:チャイロワモンハマダラミバエ
体長 4〜5mm
分布 本州,四国,九州
出現期 4〜7月
花の蜜や腐った果実?
解説 翅に特徴的な黒い模様があるミバエ。
体色は黄褐色。翅に特徴的な黒色の斑紋がある。
胸部は暗色の縦筋があり、半円状の横線で繋がる。
翅の斑紋は同属のツマモンハススジハマダラミバエクチジロハススジハマダラミバエに似るが、翅頂に独立した紋がないことや下部の曲線が繋がらないことで同定できる。
また、クロハススジハマダラミバエでは翅の斑紋が更に酷似するが、第1・2前縁室の多くが暗色であることや体色が黒色であるのに対し、本種では第1・2前縁室がほとんど無色透明、体色は黄褐色であることなどから同定は容易。
 
国内に生息するAnomoia属は以下の10種。
和名/学名 分布
チャイロハススジハマダラミバエ
Anomoia vulgaris
本州,四国,九州
クロハスジハマダラミバエ
Anomoia purmunda purmunda
北海道,本州,四国
ツマモンハススジハマダラミバエ
Anomoia apicalis
本州,四国,沖縄島
クチジロハススジハマダラミバエ
Anomoia leucochila
本州,四国,九州
アマミハススジハマダラミバエ
Anomoia amamioshimaensis
対馬,奄美大島
ヒメハススジハマダラミバエ
Anomoia belliata
沖縄島
オスグロハススジハマダラミバエ
Anomoia okinawaensis
本州,四国,九州,奄美大島,沖縄島,西表島
ミヤビハススジハマダラミバエ
Anomoia proba
本州,九州,奄美大島,徳之島
キタハススジハマダラミバエ
Anomoia solennis
国後島,利尻島
シズカハススジハマダラミバエ
Anomoia tranquilla
奄美大島
 
写真は4月8日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

本種のアップ
(2012.4.8)
 
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