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クチジロハススジハマダラミバエ
学名:Anomoia leucochila

クチジロハススジハマダラミバエ(2010.7.19)
Data
和名 クチジロハススジハマダラミバエ
体長 4〜5mm
分布 本州,四国,九州
出現期 7月,他不明
花の蜜や腐った果実?
解説 翅に特徴的な黒い模様があるミバエ。
同属の仲間は10種弱いるとされ、翅の模様が似ていて同定は難しいが、ネットで検索したところ「我が家の庭の生き物たち」というブログで、第1前縁室に透明な部分があるのが本種の特徴のようだ。
尚、同属のツマモンハススジハマダラミバエのような翅の先端の紋は本種にはない。
 
国内に生息するAnomoia属は以下の10種。
和名/学名 分布
チャイロハススジハマダラミバエ
Anomoia vulgaris
本州,四国,九州
クロハスジハマダラミバエ
Anomoia purmunda purmunda
北海道,本州,四国
ツマモンハススジハマダラミバエ
Anomoia apicalis
本州,四国,沖縄島
クチジロハススジハマダラミバエ
Anomoia leucochila
本州,四国,九州
アマミハススジハマダラミバエ
Anomoia amamioshimaensis
対馬,奄美大島
ヒメハススジハマダラミバエ
Anomoia belliata
沖縄島
オスグロハススジハマダラミバエ
Anomoia okinawaensis
本州,四国,九州,奄美大島,沖縄島,西表島
ミヤビハススジハマダラミバエ
Anomoia proba
本州,九州,奄美大島,徳之島
キタハススジハマダラミバエ
Anomoia solennis
国後島,利尻島
シズカハススジハマダラミバエ
Anomoia tranquilla
奄美大島
 
写真は7月19日に、サンゴジュの葉の裏に止まっていた本種を撮影したもの。本属特有の翅の模様で威嚇する習性がある分、逃げにくいので近づきやすいが風が強く撮影しづらかった。
PHOTO

威嚇する本種
(2010.7.19)

サンゴジュの葉裏に止まる本種
(2010.7.19)
 
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