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クロホソゴミムシダマシ
学名:Corticeus colydioides

ライトトラップに飛来した本種(2023.5.27)
Data
和名 クロホソゴミムシダマシ
体長 4.2〜6.8mm
分布 北海道,奥尻島,本州,伊豆諸島(利島,三宅島,御蔵島,八丈島),隠岐,四国,九州,対馬,下甑島,屋久島,トカラ列島(中之島)
出現期 4〜10月
ナガキクイムシ類の幼虫
解説 円筒形の体型をしたホソゴミムシダマシの一種。
体色は光沢のある黒褐色。上翅は微細な点刻列からなる条溝がある。
前胸背は微細な点刻が粗めに散布されている。
本属の中では最大。
カシノナガキクイムシなどのナガキクイムシ類の幼虫を捕食すると思われる。
 
国内に生息するホソゴミムシダマシ属(Corticeus)の基亜属は以下の5種。
和名/学名 分布
アマミホソゴミムシダマシ
Corticeus maehleri
奄美大島,徳之島,沖永良部島,沖縄島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島
オクエゾホソゴミムシダマシ
Corticeus okuezonis
北海道,本州
クロスジホソゴミムシダマシ
Corticeus suturalis
北海道,本州
クロホソゴミムシダマシ
Corticeus colydioides
北海道,奥尻島,本州,伊豆諸島(利島,三宅島,御蔵島,八丈島),隠岐,四国,九州,対馬,下甑島,屋久島,トカラ列島(中之島)
ヒメホソゴミムシダマシ
Corticeus robustus
トカラ列島(中之島)
 
トップの写真は5月27日の夜、近くの山中に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。今回は赤味のある個体だった。以前、静岡県の標高600m付近のクヌギに多数発生していた個体を撮影している。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
(2023.5.27)

夜間、クヌギにいた個体@
(2021.9.25 静岡県)

夜間、クヌギにいた個体A
(2021.9.25 静岡県)

夜間、クヌギにいた個体B
(2021.9.25 静岡県)
 
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