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フトナガニジゴミムシダマシ
学名:Ceropria laticollis

雑木林内の本種(2015.9.19 静岡県)
Data
和名 フトナガニジゴミムシダマシ
体長 10〜14mm
分布 本州,隠岐,四国,九州,対馬,五島列島,口永良部島,トカラ列島(中之島),沖縄島
出現期 4〜10月
キノコ
解説 虹色の光沢を持つゴミムシダマシの一種。
上翅は光沢が強く、点刻列がある。複眼は大きめ。
同属のヒメナガニジゴミムシダマシに似るが、本種のほうが大きく幅が広い。
 
国内に生息するナガニジゴミムシダマシ属(Ceropria)は以下の5種。
和名/学名 分布
オオクロキノコゴミムシダマシ
Ceropria umbrata
九州
ヒメナガニジゴミムシダマシ
Ceropria induta induta
本州,佐渡島,伊豆諸島(利島,新島,御蔵島,八丈島),隠岐,淡路島,四国,小豆島,九州,平戸,五島列島,壱岐,対馬,下甑島,種子島,屋久島,トカラ列島(中之島,悪石島,宝島),奄美大島,徳之島,沖縄島,伊平屋島,大神島,久米島,石垣島,西表島,竹富島,小浜島,与那国島
オオナガニジゴミムシダマシ
Ceropria sulcifrons
本州,佐渡島,隠岐,四国,九州,対馬
ホソナガニジゴミムシダマシ
Ceropria striata
本州,四国,九州,対馬
フトナガニジゴミムシダマシ
Ceropria laticollis
本州,隠岐,四国,九州,対馬,五島列島,口永良部島,トカラ列島(中之島),沖縄島
 
写真は9月19日、静岡県の標高600m付近の林内の木の幹に止まっていた本種を撮影したもの。夜間のライトトラップに備え、立ち小便をしていたら目の前に本種が止まっていて驚いた。
 
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