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オオキンナガゴミムシ
学名:Poecilus samurai

海岸にいた個体(2021.5.18 新潟県産)
Data
和名 オオキンナガゴミムシ
体長 約16mm
分布 国後島,北海道,利尻島,礼文島,焼尻島,天売島,本州,佐渡島,四国,九州
出現期 4〜10月
昆虫類などの死骸
解説 ナガゴミムシの一種。
比較的大型で体色は黒色で緑色の光沢を持つ。
前胸背基部の両側に2本の縦溝からなる凹みがある。
♀では上翅に光沢はない。
同属のキンナガゴミムシにも似るが、キンナガゴミムシでは光沢に赤味が強いのと大きさが11mmと小さいため判別は容易。
砂地などの乾燥した環境を好む。
 
国内に生息するキンナガゴミムシ属(Poecilus)は基亜属の以下の7種。
和名/学名 分布
オオキンナガゴミムシ
Poecilus samurai
国後島,北海道,利尻島,礼文島,焼尻島,天売島,本州,佐渡島,四国,九州
キンナガゴミムシ
Poecilus versicolor
北海道,利尻島,礼文島,焼尻島,天売島,奥尻島,本州,飛島,隠岐,四国,九州
(和名なし)
Poecilus fortipes
本州
(和名なし)
Poecilus gratus
不明
(和名なし)
Poecilus nigripalpis
不明
(和名なし)
Poecilus reflexicollis
不明
(和名なし)
Poecilus spectus
不明
 
トップの写真は5月14日に新潟県の海岸のそばの石の下にいた本種を採集後に撮影したもの。野外ではすぐに逃げるし、部屋に持ち帰っても本種の持つ綺麗な緑色の光沢は人工的な光源では再現しないので現地の砂ごと持ち帰って落ち着いたところで撮影した。
PHOTO

海岸にいた個体@
(2021.5.18 新潟県産)

海岸にいた個体A
(2021.5.16 新潟県産)

海岸にいた個体B
(2021.5.16 新潟県産)

海岸にいた個体C
(2021.5.18 新潟県産)
 
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