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キンナガゴミムシ
学名:Poecilus versicolor

草むらにいた個体(2021.8.7 岩手県産)
Data
和名 キンナガゴミムシ
体長 約11mm
分布 北海道,利尻島,礼文島,焼尻島,天売島,奥尻島,本州,飛島,隠岐,四国,九州
出現期 4〜10月
昆虫類などの死骸
解説 ナガゴミムシの一種。
やや小型で、体色は緑色を帯びた赤銅色。
前胸背基部の両側の中央やや前方に1本の短い縦溝がある。
同属のオオキンナガゴミムシとは体色や大きさ、前胸背の特徴が異なるため、判別は容易。
本種は草地を好む。
 
国内に生息するキンナガゴミムシ属(Poecilus)は基亜属の以下の7種。
和名/学名 分布
オオキンナガゴミムシ
Poecilus samurai
国後島,北海道,利尻島,礼文島,焼尻島,天売島,本州,佐渡島,四国,九州
キンナガゴミムシ
Poecilus versicolor
北海道,利尻島,礼文島,焼尻島,天売島,奥尻島,本州,飛島,隠岐,四国,九州
(和名なし)
Poecilus fortipes
本州
(和名なし)
Poecilus gratus
不明
(和名なし)
Poecilus nigripalpis
不明
(和名なし)
Poecilus reflexicollis
不明
(和名なし)
Poecilus spectus
不明
 
写真は8月6日に岩手県の河川敷のそばの草むらにいた本種を採集して撮影したもの。リュックや三脚のバッグを置いてセミの撮影をしていたら、本種が数匹リュックやバッグに乗ってきて1匹採集した。近くの炎天下の歩道上を歩き回るやや大型の個体も見つけることができた。地元では見たことがなかったが、ここでは最普通種のようだった。
PHOTO

草むらにいた個体@
(2021.8.7 岩手県産)

草むらにいた個体A
(2021.8.7 岩手県産)

河川敷の歩道にいた個体@
(2021.8.7 岩手県産)

河川敷の歩道にいた個体A
(2021.8.7 岩手県産)
 
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