ホーム > コウチュウ目 > オサムシ科 > ゴモクムシ亜科
 
オオマルガタゴミムシ
学名:Amara gigantea

ライトトラップに飛来した♂(2015.9.6)
Data
和名 オオマルガタゴミムシ
体長 約20mm
分布 北海道,本州,淡路島,隠岐,四国,九州
出現期 4〜10月
ミミズや小動物の死骸等
解説 大型のマルガタゴミムシ。
全身黒色で、♀は♂よりも光沢は鈍い。
大あごは太く、頭楯も大きい。
触角や付節、口肢はやや赤みを帯びる。
前胸背は中央に縦筋があり、後角付近に凹みがある。
海外では朝鮮半島,中国東北部,モンゴル,東シベリアに分布している。
 
国内に生息するマルガタゴミムシ属(Amara)のCurtonotus亜属は以下の4種。
和名/学名 分布
オオマルガタゴミムシ
Amara gigantea
北海道,本州,淡路島,隠岐,四国,九州
ヒョウゴマルガタゴミムシ
Amara hiogoensis
北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
ナガマルガタゴミムシ
Amara macronota
北海道,本州,隠岐,四国,九州,対馬,屋久島
シンシュウマルガタゴミムシ
Amara shinanensis
本州
 
写真は9月6日の夜0時半頃、近くの森林内に設置したライトトラップに飛来した♂を撮影したもの。ゴミムシの中でも頭部が目立ち存在感があった。定規で測ったところ18mm程だった。
♀の写真は9月21日の夜に自宅の外灯に飛来した個体を採集後に撮影したもの。♀は初めて見るが自宅に飛来するゴミムシは1cm前後の種類が多い中、2cmもある本種はコクワガタくらいのインパクトがあった。
PHOTO

ライトトラップに来た♂
(2015.9.6)

自宅の外灯に飛来した♀@
(2021.9.22)

自宅の外灯に飛来した♀A
(2021.9.22)

自宅の外灯に飛来した♀B
(2021.9.22)
 
先頭ページへ