ホーム > コウチュウ目 > オサムシ科 > ヒョウタンゴミムシ亜科
 
ヒョウタンゴミムシ
学名:Scarites aterrimus

夜間、砂浜にいた本種(2022.7.12 岩手県)
Data
和名 ヒョウタンゴミムシ
体長 約20mm
分布 北海道,奥尻島,本州,飛島,伊豆諸島(新島),隠岐,淡路島,成ヶ島,四国,小豆島,直島,九州,対馬,五島列島
出現期 5〜10月
魚の死骸やゴミムシダマシ類の幼虫など
解説 ヒョウタンゴミムシの代表種。
体色は光沢のある黒色で、クワガタのような大アゴを持つ。
前胸背の前角は前方を向く。
他のヒョウタンゴミムシに比べ、光沢が強く、体型は幅広く短め。
砂浜に生息し、夜間打ち上げられた魚の死骸などに集まる。
 
国内に生息するヒョウタンゴミムシ属(Scarites)のParallelomorphus亜属は以下の3種。
和名/学名 分布
ホソヒョウタンゴミムシ
Scarites acutidens
本州,淡路島,四国,九州,下甑島,沖縄島,伊良部島,石垣島,西表島
ヒョウタンゴミムシ
Scarites aterrimus
北海道,奥尻島,本州,飛島,伊豆諸島(新島),隠岐,淡路島,成ヶ島,四国,小豆島,直島,九州,対馬,五島列島
ナガヒョウタンゴミムシ
Scarites terricola pacificus
本州,伊豆諸島(新島,八丈島),隠岐,淡路島,四国,小豆島,直島,九州,対馬,平戸,下甑島,西表島
 
写真は7月12日の夜2時過ぎ、岩手県の海岸の砂浜にいた本種を撮影したもの。林縁でライトトラップをしていたが1時半頃に小雨が降り出したため、帰りがてら海岸に行ったところ日中は見かけなかった本種を複数見ることができた。
PHOTO

夜間、砂浜にいた本種@
(2022.7.12 岩手県)

夜間、砂浜にいた本種A
(2022.7.12 岩手県)

夜間、砂浜にいた本種B
(2022.7.12 岩手県)

夜間、砂浜にいた本種C
(2022.7.12 岩手県)

夜間、砂浜にいた本種D
(2022.7.12 岩手県)
 
先頭ページへ