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アトワアオゴミムシ
学名:Chlaenius virgulifer

伐倒木の下にいた個体(2021.7.16)
Data
和名 アトワアオゴミムシ
体長 約13mm
分布 北海道,本州,飛島,伊豆諸島(八丈島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,下甑島,トカラ列島(宝島),奄美大島,沖永良部島,宮古島,多良間島,石垣島,西表島,与那国島
出現期 3〜11月
昆虫類などの死骸
解説 アオゴミムシの一種。
前胸背板は幅広く、緑〜銅赤色の金属光沢を持つ。点刻は大きく粗い。
上翅は艶のない暗灰色で側縁部に黄色い毛を生やす。
上翅後方に黄褐色の紋があり、翅端会合部まで届く。
 
日本に生息するアオゴミムシ属(Chlaenius)のPachydinodes亜属は以下の5種。
和名/学名 分布
アカガネアオゴミムシ
Chlaenius abstersus
北海道,本州,飛島,佐渡島,隠岐,四国,小豆島,九州,男女群島,西表島
アトワアオゴミムシ
Chlaenius virgulifer
北海道,本州,飛島,伊豆諸島(八丈島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,下甑島,トカラ列島(宝島),奄美大島,沖永良部島,宮古島,多良間島,石垣島,西表島,与那国島
コアトワアオゴミムシ
Chlaenius hamifer
北海道,本州,四国,九州,下甑島,屋久島,トカラ列島(中之島),沖縄島,久米島,石垣島,西表島,与那国島
ミナミアトワアオゴミムシ
Chlaenius leucops
九州,屋久島,久米島,宮古島,石垣島,西表島
アシグロアオゴミムシ
Chlaenius stschukini
本州,四国,九州,屋久島,石垣島,西表島,与那国島
 
写真は7月16日に雑木林内の伐倒木の下にいた本種を採集して撮影したもの。伐倒木上に多数いたアカバデオキノコムシを撮影中に下から本種が出てきた。上翅後方に紋のある似た種は複数いるが、本種はずんぐりした印象をうけた。
PHOTO

伐倒木の下にいた個体@
(2021.7.17)

伐倒木の下にいた個体A
(2021.7.17)

伐倒木の下にいた個体B
(2021.7.16)

伐倒木の下にいた個体C
(2021.7.16)

上翅の紋
翅端会合部で接する。
(2021.7.16)

本種が隠れていた伐倒木
(2021.7.16)
 
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