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コマダラゴキブリ
学名:Rhabdoblatta formosana

コマダラゴキブリ(2006.6.26 西表島)
Data
和名 コマダラゴキブリ
 別名:コミズゴキブリ,タイワンゴキブリ
体長 ♂:23〜25mm
♀:27〜33mm
分布 石垣島,西表島
出現期 3〜12月
雑食性
解説 森林に生息する枯葉のようなゴキブリ。
森林内のシダなどの葉上に枯葉のように止まってじっとしていることが多い。
オオモリゴキブリにもやや似るが、本種はツヤ消しで全身に小さな暗褐色の斑模様模様がある。
幼虫は水辺に好んで生息している。
 
国内に生息するマダラゴキブリ属(Rhabdoblatta)は以下の4種。
和名/学名 分布
コマダラゴキブリ
Rhabdoblatta formosana
石垣島,西表島
マダラゴキブリ
Rhabdoblatta guttigera
九州,種子島,屋久島,トカラ列島,奄美大島,徳之島,沖縄島,久米島
トカラマダラゴキブリ
Rhabdoblatta tokarana
トカラ列島
ヤエヤママダラゴキブリ
Rhabdoblatta yayeyamana
石垣島,西表島
 
トップの写真は西表島の森林内で見つけた時のもの。小川の石の裏には本種の幼虫が多数見られ、水中に潜って逃げるという変わった習性をしていた。小川の石をひっくり返していると大型のクモであるイシガキアオグロハシリグモDolomedes yawatai)が見つかり、近くを走った本種の幼虫を素早く捕食した。
PHOTO

幼虫
森林内の小川の石の下にゴキブリの幼虫が多数隠れており、水中に潜って逃げるという変わった習性をしていた。
(2006.6.29 西表島)
 
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