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ウスイロシマゲンゴロウ
学名:Hydaticus rhantoides

水溜まりにいる本種(2017.10.16 西表島)
Data
和名 ウスイロシマゲンゴロウ
体長 10〜11mm
分布 本州(関東地方以西),淡路島,四国,小豆島,直島,九州,対馬,壱岐,上甑島,種子島,屋久島,トカラ列島(中之島,小宝島,宝島),奄美大島,加計呂麻島,徳之島,沖永良部島,与論島,沖縄島,伊平屋島,伊是名島,座間味島,阿嘉島,久米島,池間島,石垣島,西表島,与那国島,小浜島,南大東島
出現期 4〜9月
昆虫,小魚など。
解説 全体的に黄褐色をした小型ゲンゴロウ。
前胸背は後縁沿い中央付近が黒色。
上翅は全体的に暗い。
本州では関東以南に分布しており、南下するに従い普通に見られる。
 
国内に生息するシマゲンゴロウ属(Hydaticus)のGuignotites亜属の以下の7種。
和名/学名 分布
シマゲンゴロウ
Hydaticus bowringii
北海道(南部),本州,飛島,伊豆諸島(八丈島),隠岐,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,トカラ列島(中之島,宝島)
スジゲンゴロウ
Hydaticus bipunctatus
本州(関東地方以西),淡路島,隠岐,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,トカラ列島(中之島)
オキナワスジゲンゴロウ
Hydaticus vittatus
屋久島,トカラ列島(中之島,宝島),奄美大島,徳之島,沖永良部島,宮古島,石垣島,西表島
コシマゲンゴロウ
Hydaticus grammicus
北海道(南部),本州,飛島,佐渡島,伊豆諸島(三宅島,八丈島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,壱岐,福江島,種子島
ウスイロシマゲンゴロウ
Hydaticus rhantoides
本州(関東地方以西),淡路島,四国,小豆島,直島,九州,対馬,壱岐,上甑島,種子島,屋久島,トカラ列島(中之島,小宝島,宝島),奄美大島,加計呂麻島,徳之島,沖永良部島,与論島,沖縄島,伊平屋島,伊是名島,座間味島,阿嘉島,久米島,池間島,石垣島,西表島,与那国島,小浜島,南大東島
オオイチモンジシマゲンゴロウ
Hydaticus conspersus
本州(東北〜近畿地方),九州,沖縄島,石垣島,西表島,与那国島
マダラシマゲンゴロウ
Hydaticus thermonectoides
本州(中部〜近畿地方),九州(福岡県)
 
写真は10月16日の朝6時頃、西表島の標高120m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。近くの水溜まりにいれたところ勢いよく泳ぎだした。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
(2017.10.16 西表島)
 
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