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コシマゲンゴロウ
学名:Hydaticus grammicus

ライトトラップに飛来した個体(2022.7.15 岩手県産)
Data
和名 コシマゲンゴロウ
体長 9〜11mm
分布 北海道(南部),本州,飛島,佐渡島,伊豆諸島(三宅島,八丈島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,壱岐,福江島,種子島
出現期 3〜11月
昆虫,小魚など。
解説 スポット状の模様を持つ小型ゲンゴロウ。
地色は黄褐色で、上翅に黒色のスポット状の縦条がある。
池や水田などの止水域を好み、灯火にも飛来する。
 
国内に生息するシマゲンゴロウ属(Hydaticus)のGuignotites亜属の以下の7種。
和名/学名 分布
シマゲンゴロウ
Hydaticus bowringii
北海道(南部),本州,飛島,伊豆諸島(八丈島),隠岐,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,トカラ列島(中之島,宝島)
スジゲンゴロウ
Hydaticus bipunctatus
本州(関東地方以西),淡路島,隠岐,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,トカラ列島(中之島)
オキナワスジゲンゴロウ
Hydaticus vittatus
屋久島,トカラ列島(中之島,宝島),奄美大島,徳之島,沖永良部島,宮古島,石垣島,西表島
コシマゲンゴロウ
Hydaticus grammicus
北海道(南部),本州,飛島,佐渡島,伊豆諸島(三宅島,八丈島),淡路島,隠岐,四国,小豆島,九州,対馬,壱岐,福江島,種子島
ウスイロシマゲンゴロウ
Hydaticus rhantoides
本州(関東地方以西),淡路島,四国,小豆島,直島,九州,対馬,壱岐,上甑島,種子島,屋久島,トカラ列島(中之島,小宝島,宝島),奄美大島,加計呂麻島,徳之島,沖永良部島,与論島,沖縄島,伊平屋島,伊是名島,座間味島,阿嘉島,久米島,池間島,石垣島,西表島,与那国島,小浜島,南大東島
オオイチモンジシマゲンゴロウ
Hydaticus conspersus
本州(東北〜近畿地方),九州,沖縄島,石垣島,西表島,与那国島
マダラシマゲンゴロウ
Hydaticus thermonectoides
本州(中部〜近畿地方),九州(福岡県)
 
トップの写真は7月11日の夜、岩手県の砂浜近くの林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を採集後に撮影したもの。普通種ではあるが地元でも見たことがなく、今回初めて見ることができた。
PHOTO

ライトトラップに飛来した個体@
(2022.7.15 岩手県産)

ライトトラップに飛来した個体A
(2022.7.11 岩手県)

ライトトラップに飛来した個体B
(2022.7.11 岩手県)
 
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