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ヒメサビスジヨトウ
学名:Athetis stellata

ライトトラップに飛来した本種(2018.8.13 八丈島)
Data
和名 ヒメサビスジヨトウ
開張 27〜32mm
分布 北海道,本州,伊豆諸島,四国,九州,対馬,奄美大島,沖縄島
出現期 4〜10月
花の蜜など
 幼虫はキク科(エゾギク,タンポポ類,ヨモギ),タデ科(スイバ),シソ科(クサギ)の生葉や枯れ葉を食べる。
解説 ウスイロヨトウ亜族の一種。
前翅の地色は褐色で内・外横線は暗褐色で細い。環状紋は小黒点、腎状紋は複数の小さな白点。
内横線の内側沿いと外横線の外側沿いに翅脈上が点列状になる傾向がある。
海外では台湾,朝鮮半島,中国,チベット,ベトナム,ネパール,インドに分布している。
 
国内に生息しているAthetis属は以下の17種。
和名/学名 分布
クロテンヨトウ
Athetis cinerascens
本州,四国,九州,対馬
オビウスイロヨトウ
Athetis furvula
北海道,本州,九州
ヒメオビウスイロヨトウ
Athetis gluteosa
北海道,本州(東北地方〜中部地方),九州(福岡県)
ウスグロヨトウ
Athetis funesta
本州(関東地方以南),九州
ヒメウスグロヨトウ
Athetis lapidea
北海道,本州,壱岐,四国,九州,対馬
リュウキュウウスイロヨトウ
Athetis placida
屋久島,奄美大島,沖縄島,宮古島,石垣島,西表島,大東諸島
スジウスイロヨトウ
Athetis striolata
硫黄鳥島,西表島
コウスイロヨトウ
Athetis lepigone
北海道,本州,四国,九州,対馬
エゾウスイロヨトウ
Athetis correpta
北海道,本州,四国,九州
テンウスイロヨトウ
Athetis dissimilis
本州,四国,九州,対馬
シロテンウスグロヨトウ
Athetis albisignata
北海道,本州,四国,九州
キバネシロテンウスグロヨトウ
Athetis pallidipennis
北海道,本州(東北地方,関東地方,中部地方)
ヒメサビスジヨトウ
Athetis stellata
北海道,本州,伊豆諸島,四国,九州,対馬,奄美大島,沖縄島
シロモンオビヨトウ
Athetis lineosa
北海道,本州,伊豆諸島,四国,九州
ヒメシロモンオビヨトウ
Athetis lineosella
沖縄島
ミツボシモンオビヨトウ
Athetis costiloba
奄美大島
オスキバネヨトウ
Athetis thoracica
小笠原諸島(父島,母島,兄島),九州(熊本県),奄美大島,沖縄島
 
写真は7月26日の夜、八丈島の林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
 
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