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ミツモンキンウワバ
学名:Acanthoplusia agnata

ライトトラップに飛来した本種(2015.9.5)
Data
和名 ミツモンキンウワバ
開張 34〜35mm
分布 北海道,本州,八丈島,小笠原諸島,四国,九州,対馬,南西諸島
出現期 7〜10月
 暖地では3月から出現する。
花の蜜
 幼虫はウコギ科(チョウセンニンジン),マメ科(ダイズ),キク科(シネラリア),タデ科(ミゾソバ)などの葉を食べる。
解説 キンウワバの一種。
前翅の内横線と外横線の間の中央から後縁にかけて金属光沢がある。
白色のU紋と丸紋がある。
イチジクキンウワバChrysodeixis eriosoma)に似るが、イチジクキンウワバでは丸紋はU型の紋よりも大きい対し、本種では丸紋はU型の紋より小さい。
胸部背面は長い鱗毛がV字状に立っている。
海外では台湾,朝鮮半島,中国,ロシア南東部,ヒマラヤ山脈南麓,東南アジアに分布している。
 
写真は9月5日の夜、近くの森林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。前翅長は約17mmだった。西表島でも夜間に森林内を歩いていたところシダに止まっていた本種を撮影することができた。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
(2015.9.6)

ライトトラップに飛来した本種A
(2015.9.6)

ライトトラップに飛来した本種B
(2015.9.6)

ライトトラップに飛来した本種C
(2015.9.5)

ライトトラップに飛来した本種D
(2015.9.6)

夜間、、森林内のシダに止まっていた個体
(2019.10.21 西表島)
 
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