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コブドウトリバ
学名:Nippoptilia minor

自宅の外灯に飛来した本種(2022.10.1)
Data
和名 コブドウトリバ
開張 12〜17mm
分布 本州(秋田県以南),九州,沖縄島
出現期 7〜10月
不明
 幼虫はブドウ科(ヤブガラシ)の花,蕾,稚果などを食べる。
解説 飛行機のような形をしたトリバガ科の一種。
普段は折り畳まれているが、前翅は中央付近から二又に分かれ、後翅は3本に分かれている。
後翅の第3翅状翅の後縁沿い先端近くに黒褐色の特殊鱗がある。
本種の前翅の地色は淡褐色で3本の黒褐色の帯がある。
腹部背面基部と後方にある黒褐色紋も特徴的。
同属の仲間では最も小型。
海外では朝鮮半島南部,中国湖南省,タイ,ミクロネシア,オーストラリアに分布している。
 
国内に生息するNippoptilia属は以下の3種。
和名/学名 分布
ブドウトリバ
Nippoptilia vitis
本州,四国,九州,対馬,石垣島
イッシキブドウトリバ
Nippoptilia regulus
北海道,本州,屋久島
コブドウトリバ
Nippoptilia minor
本州(秋田県以南),九州,沖縄島
 
写真は10月1日の夜、自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。特に近紫外線のライトを使うこともなく、ただのLEDの外灯に飛来していた。後の8月7日の夜にも飛来したが赤味の強い個体だった。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種@
(2024.8.7)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2024.8.7)

自宅の外灯に飛来した本種@
(2022.10.1)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2022.10.1)
 
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