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ハグルマトモエ
学名:Spirama helicina

外灯に飛来した♀(2014.7.16)
Data
和名 ハグルマトモエ
開張 55〜75mm
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,トカラ列島(中之島),奄美大島,石垣島,西表島
出現期 4〜9月
樹液や腐った果実
 幼虫はマメ科(ネムノキ)の葉を食べる。
解説 黒い巴に似た模様が特徴的な大型のヤガ。
鮮やかさはないが、光っているかのような大きな巴模様といくつもの筋模様が大変美しい。
♂は黒っぽく、模様は淡い。
4〜6月には春型が、7〜9月には夏型が出現する。
同属のオスグロトモエと酷似するが、巴模様が本種よりも小さい点で区別できる。
夜行性で、主にクヌギやコナラなどの樹液に集まり、日中は茂みなどで休んでいる。
 
国内に生息するSpirama属は以下の2種。
和名/学名 分布
ハグルマトモエ
Spirama helicina
本州,四国,九州,対馬,屋久島,トカラ列島(中之島),奄美大島,石垣島,西表島
オスグロトモエ
Spirama retorta
本州,四国,九州,対馬
 
トップの写真は7月16日の夜、自宅の外灯に飛来した♀を撮影したもの。2日前には♂も飛来している。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した♂
(2014.7.14)

自宅の外灯に飛来した♀
(2014.7.16)
オスグロトモエとの相違点

本種の巴型紋は大きい。
(2014.7.16)

オスグロトモエの巴型紋はやや小型。
(2012.8.12 山梨県)
 
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