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ギンモンシャチホコ
学名:Spatalia dives dives

外灯に飛来した本種(2011.8.9 山梨県)
Data
和名 ギンモンシャチホコ
開張 ♂:34〜40mm
♀:39〜42mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 7〜9月
食べない
 幼虫はニレ科(ハルニレ,ケヤキ)の葉を食べる。
解説 銀色の斑紋が特徴のシャチホコガ。
全体的に茶褐色で、前翅基部に銀色の斑紋が並ぶ。
触角は♂では鋸歯状、♀では糸状。
以前、北海道産は別亜種(okamotonis)にされていたが、シノニムとなっている。
基亜種は海外では朝鮮半島,中国,ロシア南東部に分布しており、台湾には別亜種(angustipennis)が生息している。
 
国内に生息するSpatalia属は以下の3種。
和名/学名 分布
エゾギンモンシャチホコ
Spatalia jezoensis
北海道(南部),本州,四国,九州
ギンモンシャチホコ
Spatalia dives dives
北海道,本州,四国,九州,対馬
ウスイロギンモンシャチホコ
Spatalia doerriesi
北海道,本州,四国,九州,対馬
 
写真は8月9日、山梨県の駅の外灯に飛来した本種を採集してから撮影したもの。写真ではよく伝わらないのが残念だが、銀色の光沢が非常に強く、ギラギラと輝いていて非常に印象的な蛾であった。
PHOTO

外灯に飛来した本種@
(2011.8.9 山梨県)

外灯に飛来した本種A
少し角度を変えると白く見える斑紋が銀色であることが分かる。
(2011.8.9 山梨県)
 
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