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シモフリスズメ
学名:Psilogramma increta

シラカシに止まっている本種(2006.8.26)
Data
和名 シモフリスズメ
開張 110〜130mm
分布 本州,伊豆諸島(八丈島),四国,九州,対馬,屋久島,トカラ列島,奄美大島,沖縄島,久米島,慶良間諸島,宮古島,石垣島,西表島,与那国島
出現期 5〜10月
樹液
 幼虫はゴマ,ノウゼンカズラ,ガマズミ,アオシソ,キリ,クサギ,ハマゴウ,ムラサキシキブ,イボタノキ,ネズミモチ,ヒイラギ,モクセイ,オオバイ,ハシドイ,オリーブなどの葉を食べる。
解説 大型の白っぽいスズメガ。
前翅の中央付近にある2本の細い縦線が特徴。
北海道には近似種のエゾシモフリスズメ(Meganoton scribae)が生息しており、この種では2本の縦線は太くなる。
 
トップの写真は8月26日に日中にシラカシの幹に止まっていた本種を撮影したもの。
夜間にシラカシの樹液を吸っているのだろう。先週は日中にこのシラカシの樹液にカブトムシの♀が来ていた。西表島では標高25m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来している。
PHOTO

シラカシに止まっている本種@
(2006.8.26)

シラカシに止まっている本種A
(2006.8.26)

頭部のアップ
(2006.8.26)

コナラに止まる本種
(2006.8.26)

ライトトラップに飛来した本種
(2018.3.23 西表島)
 
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