ホーム > チョウ目 > シンクイガ科
 
シロモンクロシンクイ
学名:Commatarcha palaeosema

ライトトラップに飛来した本種(2016.5.29)
Data
和名 シロモンクロシンクイ
開張 12〜16mm
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島
出現期 4〜9月
不明
解説 シンクイガの一種。
前翅は黒褐色で黄白色の斑紋がある。
酷似した種にニセシロモンクロシンクイがいるが、前翅基部に黄白色の紋が並んで線状となることや、後方の後縁側の黄白色の横線が太いのに対し、本種では前翅基部に黄白色の横線がないことや、後方の後縁側の黄白色の横線が非常に細いという相違点がある。詳細はページ下部を参照
海外での分布は知られていない。
 
国内に生息する属は以下の2種。
和名/学名 分布
シロモンクロシンクイ
Commatarcha palaeosema
本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島
ニセシロモンクロシンクイ
Commatarcha vaga
本州
 
写真は5月29日の夜1時半頃、神奈川県南部の標高100m付近の林内に林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。同じ場所で5月14日も飛来しており、本種のようであったが逃げられて撮影できなかったが今回のライトトラップで本種であることが確認できた。
PHOTO
ニセシロモンクロシンクイとの相違点

本種の前翅
前翅基部に黄白色の斑紋がない。
前翅後方の後縁側にある黄白色の横線が細い。
(2016.5.29)

ニセシロモンクロシンクイの前翅
前翅基部に黄白色の斑紋が線状に並ぶ。
前翅後方の後縁側にある黄白色の横線が太い。
(2016.5.2 山梨県)
 
先頭ページへ