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ウスキオエダシャク
学名:Oxymacaria normata proximaria

ウスキオエダシャク(2007.5.2 静岡県)
Data
和名 ウスキオエダシャク
開張 27〜33mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島
出現期 4〜6,9月
不明
 幼虫はグミの葉を食べる。
解説 網目模様の黒紋が特徴的なエダシャク。
4本の褐色の横線に、白い網目模様の入った黒紋が美しい。
本種は平地にも生息するが、標高1,000m以上の山地にも生息している。
他の亜種は朝鮮,樺太,中国,チベット,台湾に分布している。
 
国内に生息するOxymacaria属は以下の3種。
和名/学名 分布
ウスキオエダシャク
Oxymacaria normata proximaria
北海道,本州,四国,九州,対馬,種子島
フトスジオエダシャク
Oxymacaria pryeri
本州,四国,九州
クロモンオエダシャク
Oxymacaria temeraria
本州(近畿地方以西),四国,九州,対馬,種子島,屋久島,奄美大島,徳之島,沖縄島,西表島
 
写真は5月2日に静岡県の山で撮影したもの。シイタケ栽培用のクヌギ林内をヒラヒラと弱々しく低空飛行している本種を追い、地面に止まったところを撮影した。この場所はミヤマクワガタが多産する山地であり、以前クヌギを蹴るとバラバラと多数落ちてきたものを採集したことがある。本種も初めてみるので、山地を好む傾向にあるのかもしれない。
PHOTO

ウスキオエダシャク
(2007.5.2 静岡県)
 
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