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マエキオエダシャク
学名:Plesiomorpha flaviceps

ライトトラップに飛来した本種(2021.7.24 静岡県)
Data
和名 マエキオエダシャク
開張 21〜26mm
分布 本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,トカラ列島(悪石島,口之島,宝島),奄美大島,沖永良部島,沖縄島,久米島,石垣島,西表島,与那国島
出現期 4〜9月
花の蜜など
 幼虫はモチノキ科(イヌツゲ,ソヨゴ,アオハダ,ミヤマウメモドキ,ムッチャガラ)の葉を食べる。
解説 エダシャクの一種。
和名通り、前翅の前縁は黄色で、褐色の斑模様をしている。
前翅・後翅は淡褐色で1本の褐色の横線がある。
触角は雌雄ともに糸状だが、♂のみ前翅基部に刻孔があるとされる。
同属のモンオビオエダシャクにやや似るが、本種は黒点が散布されず、外横線も黒点状にならないことで区別できる。
海外では台湾,朝鮮半島,中国,インド北部に分布している。
 
国内に生息するPlesiomorpha属は以下の2種。
和名/学名 分布
マエキオエダシャク
Plesiomorpha flaviceps
本州,四国,九州,対馬,種子島,屋久島,トカラ列島(悪石島,口之島,宝島),奄美大島,沖永良部島,沖縄島,久米島,石垣島,西表島,与那国島
モンオビオエダシャク
Plesiomorpha punctilinearia
本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄島,西表島
 
トップの写真は7月24日の夜、静岡県の海岸近くの林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
神奈川県南部の標高100m付近の林内で撮影。
(2016.7.31)

バンナ公園のツツジに止まっていた個体
(2006.6.29 石垣島)
 
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