キムジノメイガ | |
学名:Prodasycnemis inornata | |
ライトトラップに飛来した本種(2015.8.15) |
Data | |
和名 | キムジノメイガ |
開張 | 29〜35mm |
分布 | 北海道,国後島,本州,伊豆諸島(新島),四国,九州,対馬 |
出現期 | 5〜9月 |
餌 | 花の蜜 幼虫はイネ科(チシマザサ)の葉を食べる。 |
解説 |
ノメイガの一種。 鮮やかな橙黄色に無地の翅を持つ。後翅は灰褐色で外縁沿いは黄色。 雑木林に生息し、草の葉裏によく隠れる。 キベリハネボソノメイガ(Circobotys aurealis)の♀に似るが、翅は鮮明な黄色で比較的細長いのに対し、本種では橙黄色で翅が幅広い点で区別できる。 海外では朝鮮半島南部,中国,ロシア南東部に分布している。 国内に生息するProdasycnemis属は本種のみ。 2023年6月18日の写真は自宅の外灯に飛来した灰褐色の個体。別種かと思ったが、既知種では似た種がおらず、本種の色彩変異だと思う。 2006年7月30日の写真は雑木林内の下草にいた本種を採集したもの。背の低い草の葉の裏にしか止まらない為、採集しないと撮影することができなかった。 |
PHOTO | |
ライトトラップに飛来した本種@ (2023.6.18) |
ライトトラップに飛来した本種A (2023.6.18) |
下草にいた個体@ (2006.7.30) |
下草にいた個体A (2006.7.30) |
下草にいた個体B (2006.7.30) |