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ヒメムツテンノメイガ
学名:Talanga nympha

ライトトラップに飛来した本種(2017.10.15 西表島)
Data
和名 ヒメムツテンノメイガ
開張 約21mm
分布 小笠原諸島(父島,母島),四国,屋久島,奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島
出現期 6〜10月
花の蜜
 幼虫はクワ科(アコウ,ハマイヌビワ,ガジュマル,ベンガルボダイジュ)の葉を食べる。
解説 ノメイガの一種。
前翅の地色は黄色で前縁から中央付近に向かって伸びる特徴的な白色の4つの筋(内横線〜亜外横線)と、基部から直線状に伸びる縦筋がある。
内横線と中横線に囲まれた箇所に三角形の茶褐色、外横線と亜外横線の前縁沿いの内側も茶褐色の斑紋がある。
後翅は外縁沿い中央部に複数の黒点がある。
本種をムツテンノメイガとされる場合もあるが、インドなどに生息するTalanga sexpunctalisに与えられた和名の為、不適切とされる。
海外では台湾に分布している。
 
写真は10月15日の夜、西表島の標高120m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
 
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