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ウスカバナミシャク
学名:Eupithecia proterva

ウスカバナミシャク(2007.2.25)
Data
和名 ウスカバナミシャク
開張 18〜21mm
分布 北海道,本州,四国,九州,屋久島
出現期 3〜4月
不明
 幼虫はミズナラ,ヤブデマリ,イタヤカエデなどの葉を食べる。
解説 春に現れるカバナミシャク。
前翅中央付近に太い暗褐色の帯模様があり、その中心付近に明瞭な黒紋があり、帯周囲は淡褐色の帯模様がある。外横線は白く鋸歯状。
本種はナカオビカバナミシャクEupithecia subbreviata)とモンウスカバナミシャク(Eupithecia clavifera)に酷似するので同定の際には注意が必要。
カバナミシャクの仲間は木の幹などにペッタリと翅を貼り付けて止まるため、見つけにくい。
 
写真は2月25日にウメの木の幹にペッタリと止まっている本種を見つけ撮影したもの。近くのウメの木にはナカオビカバナミシャクも見られた。本種を時間をかけて撮影していると、近くにいたおじさんが何を撮っているのかと始終不思議そうに幹の辺りを見ていたが結局本種に気付かなかったようだ。
PHOTO

ウメの木に止まる本種@
(2007.2.25)

ウメの木に止まる本種A
(2007.2.25)

木柵に止まる本種@
(2007.2.24)

木柵に止まる本種A
(2007.2.24)
 
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