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ネグロフトメイガ
学名:Stericta kogii

ライトトラップに飛来した本種(2014.7.26 静岡県)
Data
和名 ネグロフトメイガ
 別名:コネグロフトメイガ
開張 約20mm
分布 北海道,本州,九州,対馬
出現期 6〜8月
不明
 幼虫はクルミ科(オニグルミ)の葉を食べる。
解説 フトメイガの一種。
前翅基部と後半は黒褐色、中央は淡黄色。
腹部背面も前翅の色彩に合わせた色をしている。
同属ににミドリネグロフトメイガがいるが、緑色を帯び、外縁沿いの黒褐色帯は狭く淡いのに対し、本種では緑色を帯びず、外縁沿いの黒褐色帯は太く濃厚である点で区別できる。
平地から山地に生息しているが数は多くないという。
海外では朝鮮半島,ロシア南東部に分布している。
 
国内に生息するStericta属は以下の2種。
和名/学名 分布
ネグロフトメイガ
Stericta kogii
北海道,本州,九州,対馬
ミドリネグロフトメイガ
Stericta flavopuncta
北海道,本州,対馬
 
写真は7月26日の夜、静岡県の標高600m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。
 
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