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オオウンモンクチバ
学名:Mocis undata

草むらにいた個体(2010.9.4 静岡県)
Data
和名 オオウンモンクチバ
開張 45〜50mm
分布 本州,伊豆諸島,小笠原諸島,四国,九州,沖縄島,石垣島,西表島
出現期 3〜9月
果実
 幼虫はマメ科(ヌスビトハギ,フジ,クズ,ヤブマメ,エニシダ),イネ科(オヒシバ)の葉を食べる。
解説 シタバガの一種。
ウンモンクチバMocis annetta)よりやや大きい。後翅は本種のほうが淡色。
本種の前翅前方の横線の上に1対の黒点が現れるものは f.virbia とされる。
海外ではインドからオーストラリア,太平洋地域の熱帯に広く分布する。
 
トップの写真は9月4日、静岡県の草むらにいた個体を撮影したもの。最初は草むらを歩いていたら飛び出して落ち葉の陰に隠れて、撮影しようと少し近づいただけでかなりのスピードで飛び去ってしまったので撮影を諦めて立ち去ろうと歩き出したところ、また飛び出してきて草むらの中に止まったところを撮影することができた。小黒点のあるタイプで模様も綺麗な個体だった。
幼虫は河川敷と道路の間の草むらにいたもの。
PHOTO

小黒点のある個体@
(2010.9.4 静岡県)

草むらにいた個体
(2006.9.10)

幼虫@
(2020.8.29)

幼虫A
(2020.8.29)
 
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