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モンムラサキクチバ
学名:Ercheia umbrosa

ライトトラップに飛来した♂(2016.6.18)
Data
和名 モンムラサキクチバ
 別名:モンキムラサキクチバ
開張 41〜55mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 5〜9月
果実など
 幼虫はマメ科(フジ,ネムノキ)の葉を食べる。
解説 紫色をしたクチバの一種。
季節型があり、春型は、翅脈上に黄白色条があり、木目状になる。
夏型は春型より地色が暗く、後縁沿いは淡褐色。更に♂では後縁後方に紫白色の紋がある。
樹皮のような模様をしているので、木に止まっていると見つけにくい。
モンシロムラサキクチバErcheia niveostrigata)に似るが、本種の前翅には白色短条線がないことで区別できる。
海外では台湾,朝鮮半島,中国〜インド北部,スマトラ島に分布している。
 
トップの写真は6月18日の夜、神奈川県南部の標高100m付近の林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。雌雄共に飛来した。
PHOTO

ライトトラップに飛来した♂
(2016.6.18)

ライトトラップに飛来した♀@
(2016.6.18)

ライトトラップに飛来した♀A
(2012.7.27 山梨県)

ライトトラップに飛来した♀B
(2012.7.27 山梨県)

ライトトラップに飛来した♀C
(2012.7.27 山梨県)

外灯に飛来した本種
谷川沿いの外灯に飛来した。
(2008.7.2 静岡県)
 
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