ホーム > チョウ目 > ヤガ科 > ベニコヤガ亜科
 
モンシロクルマコヤガ
学名:Oruza glaucotorma

ライトトラップに飛来した本種(2016.5.15)
Data
和名 モンシロクルマコヤガ
開張 約22mm
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島,石垣島,西表島
出現期 5〜10月
花の蜜
 幼虫の食草は不明。
解説 ベニコヤガの一種。
前翅の地色は茶色で、前縁沿いと後角から外縁中央付近は淡黄褐色。
後翅は後角付近が淡黄褐色。
海外では朝鮮半島に分布している。
 
国内に生息するOruza属は以下の8種。
和名/学名 分布
ヒメクルマコヤガ
Oruza divisa
北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島
マダラクルマコヤガ
Oruza stragulata
奄美大島,石垣島
ヨシノツマキリコヤガ
Oruza yoshinoensis
本州(房総半島以西),四国,九州,対馬,屋久島
モンシロクルマコヤガ
Oruza glaucotorma
本州,四国,九州,対馬,屋久島,石垣島,西表島
アトキスジクルマコヤガ
Oruza mira
北海道,本州,四国,九州,対馬
アトテンクルマコヤガ
Oruza submira
北海道,本州,四国,九州,対馬
リュウキュウクルマコヤガ
Oruza obliquaria
本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,徳之島,沖縄島,西表島
ウスキコヤガ
Oruza brunnea
本州,四国,九州,対馬,沖縄島,西表島
 
写真は5月14日の夜9時半頃、神奈川県南部の標高100m付近の林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。日付が違うのは0時半頃撮影した為。図鑑では知っていたものの初めて見る蛾で2匹が飛来した。
ベニコヤガ亜科の仲間は模様や色彩が特徴的なものが多くて興味深い。
他にも様々な種類の蛾が飛来したので県内と言えどライトトラップの場所を変えたのが功を奏したようだ。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種
(2016.5.14)
 
先頭ページへ