ホーム > チョウ目 > キバガ科 > フサキバガ亜科
 
ウスアトベリキバガ
学名:Hypatima spathota

自宅の外灯に飛来した本種(2015.7.11)
Data
和名 ウスアトベリキバガ
開長 10〜16mm
分布 本州,九州,屋久島,奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島,与那国島
出現期 6〜8月
不明
 幼虫はウルシ科(ハゼノキ,マンゴー,アムラタマゴノキ)の葉を食べる。
解説 キバガの一種。
前翅は茶褐色で、後縁沿いは淡褐色。
キバガの特徴である下唇髭(ラビアル・パルプス)は黒褐色で淡黄色の横帯があり、第2節の下側に長毛が生える。
翅を畳んだ状態では、頭部から翅頂にかけて淡褐色で木片などと見間違う。
本種はHypatima属の特徴が見られない為、今後新属が設立される可能性があるという。
海外では台湾,タイ,インド,スリランカ,マレーシア,インドネシア,ブルネイ,オーストラリアに分布している。
 
国内に生息するHypatima属は以下の5種。
和名/学名 分布
ウスアトベリキバガ
Hypatima spathota
本州,九州,屋久島,奄美大島,沖縄島,石垣島,西表島,与那国島
シロノコメキバガ
Hypatima excellentella
北海道,本州,四国,九州
マエウスノコメキバガ
Hypatima venefica
北海道,本州
マエモンノコメキバガ
Hypatima rhomboidella
北海道,本州
チャマダラノコメキバガ
Hypatima teramotoi
本州,石垣島,西表島
 
写真は7月11日の夜、玄関の外灯に飛来した本種を撮影したもの。
PHOTO

自宅の外灯に飛来した本種@
(2015.7.11)

自宅の外灯に飛来した本種A
(2015.7.11)

自宅の外灯に飛来した本種B
(2012.8.12)

自宅の外灯に飛来した本種C
(2012.8.12)
 
先頭ページへ