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ケンモンミドリキリガ
学名:Daseochaeta viridis

ライトトラップに飛来した♂(2015.11.21)
Data
和名 ケンモンミドリキリガ
 別名:ミドリケンモン
開張 32〜41mm
分布 北海道,本州,佐渡島,四国,九州,対馬,屋久島
出現期 10〜11月
花の蜜など
 幼虫はムクロジ科(チドリノキ),バラ科(ヤマザクラ)の葉を食べる。
解説 灰緑色をしたモクメキリガの一種。
触角は♂では両櫛歯状、♀では糸状。
ゴマケンモンに似るが、模様が異なり、緑色も本種のほうが淡い。
色彩や模様から、ウメノキゴケに擬態していると考えられる。
海外では朝鮮半島南部に分布している。
国内に生息するDaseochaeta属は本種のみ。
 
トップの写真は11月21日の夜0時頃、近所の疎林内に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。今回のライトトラップでは本種は1匹のみだったが、この時期は外灯に飛来する個体も多く、自宅にも飛来している。
PHOTO

公衆トイレの明かりに飛来した♂@
自然公園内のトイレや外灯に多数の本種が飛来していた。
(2012.11.16)

公衆トイレの明かりに飛来した♂A
(2008.11.22)

ライトトラップに飛来した♂
(2015.11.21)

公衆トイレの明かりに飛来した♂A
一緒にいるのはヒメヤママユ
(2012.11.16)
 
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