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クヌギカレハ
学名:Kunugia undans

ライトトラップに飛来した本種(2015.10.12 山梨県)
Data
和名 クヌギカレハ
開張 ♂:62〜68mm
♀:80〜90mm
分布 北海道,本州,四国,九州,対馬
出現期 9〜10月
食べない
 幼虫はブナ科(クヌギ,コナラ,クリ),カバノキ科(アカシデ),バラ科(リンゴ)の葉を食べる。
解説 大型のカレハガの一種。
翅は茶色〜淡黄色で濃淡は明瞭、個体差も激しい。
4本の横線(内・中・外横線及び亜外横線)は明瞭。内横線の中央付近に小さい淡色の紋がある。
沖縄には近縁種のイワサキカレハKunugia iwasakii)が分布しており本種の亜種とされていたが、本種に比べ更に大型なことと、交尾器及び挿入器の形状が異なることや刺状物のかたまりのコルヌツスがある点などで独立種とされる。
海外では朝鮮半島,中国,ロシア南東部,インド,パキスタンなどに分布している。
 
写真は10月12日の夜、山梨県の標高1,000m付近の林縁に設置したライトトラップに飛来した本種を撮影したもの。6時頃ライトトラップを設置してすぐに飛来、長時間活発に飛び回った。
PHOTO

ライトトラップに飛来した本種@
(2015.10.12 山梨県)

ライトトラップに飛来した本種A
(2015.10.12 山梨県)

ライトトラップに飛来した♀B
(2015.10.12 山梨県)
 
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