ホーム > チョウ目 > カレハガ科 > マツカレハ亜科
 
イワサキカレハ
学名:Kunugia iwasakii

ハイビスカス上の幼虫(2006.6.30 石垣島)
Data
和名 イワサキカレハ
 別名:ヤマンギ
開張 ♂:約82mm
♀:約115mm
分布 沖縄島,石垣島,西表島
出現期 1,11〜12月
食べない
 幼虫はサクラソウ科(モクタチバナ),ホルトノキ科(ホルトノキ),サガリバナ科(サガリバナ),バラ科(シャリンバイ)の葉を食べる。
解説 沖縄に生息する大型のカレハガの一種。
翅は茶色〜淡黄色で濃淡は明瞭、個体差も激しい。
八重山諸島では特に大型で、幼虫は150mm程にもなり、強力な毒針毛を持つ為、地元では「ヤマンギ」と呼ばれ恐れられている。
本種はクヌギカレハKunugia undans)の亜種とされることもあるが、きわめて大型なことと、交尾器及び挿入器の形状が異なることや刺状物のかたまりのコルヌツスがある点などで独立種とされる。
 
写真は6月30日に石垣島でハイビスカスにいた本種の幼虫を撮影したもの。毒針毛を持っている上、目立たないのでうっかり触れると大変なので注意が必要である。
PHOTO

幼虫の頭部
(2006.6.30 石垣島)
 
先頭ページへ