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ホシベニシタヒトリ
学名:Rhyparioides amurensis nipponensis

外灯に飛来した♀(2011.8.11 山梨県)
Data
和名 ホシベニシタヒトリ
開張 48〜55mm
分布 北海道,本州,四国,九州
出現期 7〜8月
不明
 幼虫はタデ科(スイバ,ギシギシ)の葉を食べる。
解説 山地性のヒトリガの一種。
雌雄で前翅の斑紋が異なり、♂では黄一色、♀では黄色の地色に特徴的な褐色紋がある。
後翅は橙赤色の地色に黒色の斑紋があるが、稀に地色が黄色の個体も出現するという。
国内に生息する本種は日本産亜種で、基亜種はロシア南東部に、別亜種は中国南部に分布している。
 
国内に生息するRhyparioides属は以下の5種。
和名/学名 分布
ホシベニシタヒトリ
Rhyparioides amurensis nipponensis
北海道,本州,四国,九州
ベニシタヒトリ
Rhyparioides nebulosa
北海道,本州,四国,九州
コベニシタヒトリ
Rhyparioides metelkana
北海道,本州,四国,九州,対馬,屋久島,奄美大島,沖縄島,西表島
ゴマベニシタヒトリ
Rhyparioides purpurata gerde
本州(群馬県,長野県)
ヒメベニシタヒトリ
Rhyparioides subvaria
対馬
 
写真は8月11日の夜、山梨県の標高1,600m付近の外灯に飛来した♀を撮影したもの。
 
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