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ヒロオビヒメハマキ
学名:Epinotia bicolor

自宅の外灯に飛来した本種(2014.6.3)
Data
和名 ヒロオビヒメハマキ
 別名:ヒロオビハマキ,ヒロオビシンオリガ
開張 11〜14mm
分布 本州,四国,九州,対馬,屋久島
出現期 5〜10月
不明
 幼虫はブナ科(コナラ,アラカシ,クヌギ,ウバメガシ)の新梢頭。
解説 黄色い腹巻状の帯があるヒメハマキ。
暗褐色の地色に、太い黄色の帯があり、輪郭は白色。
「原色日本蛾類図鑑(保育社)」では、ノコメハマキガ科ヒロオビハマキと分類されており、ヒロオビシンオリガという和名を推奨しているが、後にヒメハマキガ亜科に落ち着いたようだ。
体色だけで見ると一見キオビキバガ"Macrobathra" quercea)を思わせるが、本種にはキバガ上科に見られるような発達した牙(下唇髭)がないので間違えることはないだろう。
海外では台湾,朝鮮半島,中国,ロシア南東部,ベトナム,タイ,インド北東部(アッサム)に分布している。
国内に生息するEpinotia属は39種(目録参照)。
 
写真はすべて自宅の外灯に飛来した本種を撮影したもの。6月前後に多いようだ。
PHOTO

外灯に飛来した個体@
(2009.5.29)

外灯に飛来した個体A
(2009.5.29)

外灯に飛来した個体B
(2009.5.29)
 
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