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アシブトヒメハマキ
学名:Cryptophlebia ombrodelta

外灯に飛来した♂(2015.9.21)
Data
和名 アシブトヒメハマキ
 別名:アシブトサヤムシガ,アカアシブトヒメハマキ
開張 15〜22mm
分布 本州,四国,九州,対馬
出現期 5〜9月
不明
 幼虫はマメ科(ジャケツイバラ,フジ)の新梢や莢果,ムクロジ科(ムクロジ)の果実を食べる。
解説 ヒメハマキの一種。
ヒメハマキとしては比較的大型で、模様は雌雄で異なり、♀では前翅後縁後方に白い縁取りの半円形の赤黒い紋があり、翅を畳むと円形になり目立つ。
♂では円形の紋はなく、前翅の地色は黄褐色。胸部と前翅前縁沿いは暗色。
幼虫は莢の中で種を食べることからアシブトサヤムシガの別名がある。
海外では台湾,中国,東南アジア,インド,グアム島,フィジー,ニューギニア島,オーストラリアに分布している。
 
国内に生息するCryptophlebia属は以下の8種。
和名/学名 分布
アシブトヒメハマキ
Cryptophlebia ombrodelta
本州,四国,九州,対馬
コアシブトヒメハマキ
Cryptophlebia distorta
屋久島
オヒルギアシブトヒメハマキ
Cryptophlebia horii
沖縄島,宮古島,石垣島,西表島
メヒルギアシブトヒメハマキ
Cryptophlebia amamiana
種子島,奄美大島
ヤエヤマヒルギアシブトヒメハマキ
Cryptophlebia palustris
石垣島,西表島
クロモンアシブトヒメハマキ
Cryptophlebia nota
本州
リュウキュウアシブトヒメハマキ
Cryptophlebia repletana
沖縄島,石垣島,西表島
オオアシブトヒメハマキ
Cryptophlebia yasudai
本州
 
トップの写真は9月21日の夜、自宅の外灯に飛来した♂を撮影したもの。
♀の写真も自宅の外灯に飛来したもの。
PHOTO

外灯に飛来した♂@
(2015.9.21)

外灯に飛来した♂A
(2015.9.21)

外灯に飛来した♂B
(2015.9.21)

外灯に飛来した♂C
(2015.9.21)

外灯に飛来した♀@
(2012.5.24)

外灯に飛来した♀A
(2012.5.24)

外灯に飛来した♀B
(2012.5.24)

外灯に飛来した♀C
(2015.6.27)

外灯に飛来した♀D
(2015.6.27)
 
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