ホーム > チョウ目 > シャクガ科 > フユシャク亜科
 
シロオビフユシャク
学名:Alsophila japonensis

シロオビフユシャク(2020.1.24)
Data
和名 シロオビフユシャク
開張 ♂:30〜38mm(山地では25〜28mm)
♀:9〜12mm(体長)
分布 北海道,本州,伊豆諸島(伊豆大島,三宅島),四国,九州,屋久島
出現期 11月下旬〜3月上旬
 最盛期は12月下旬。
食べない
 幼虫はハンノキ,ウメ,サクラ,リンゴ,アカシデ,コナラ,クヌギ,キツネヤナギの葉を食べる。
解説 淡い灰色をしたフユシャク。
クロバネフユシャクAlsophila foedata)とよく似ているが、クロバネフユシャクは更に黒味が強く、最大でも開張29mmと小型であるのに対して、本種はさほど黒味が強くなく、最大で開張38mmと大型になる。
山地に棲息する個体は小型で翅がより細長くなるなどの特徴がみられ、山型と呼ばれる。
海外ではロシア南東部に分布している。
 
トップの写真は1月24日の日中に、道路沿いの塀に止まっていた本種を採集後に撮影したもの。車道沿いではあるが塀の中は塀に沿ってサクラが植えられており発生源となっているようだ。大きさは頭部から翅頂にかけて21mmあった。自宅の外灯にも飛来している。本種の模様だけではクロバネフユシャクと区別できなかったが、大きさの違いが歴然としており、写真ではアップで紹介しているので分かりづらいが、鱗粉の大きさを見ればクロバネフユシャクが小さいことが分かる。
関連リンク  フユシャクガ
PHOTO

外灯に飛来した個体@
(2007.1.19)

外灯に飛来した個体A
(2007.1.19)
 
先頭ページへ